沖縄の方は特に気を付けたい!家族葬と一般葬との違い
最近は沖縄でも家族葬を執り行う方が増えていますが、お葬式は町内や地域全体で弔うものといった風習がある沖縄では、家族葬がどのようなものなのか知らない方も少なくありません。
これからの時代は、人々の意識も変化し、少しずつ地域間との交流が希薄化していく中で、沖縄でも家族葬が増えていくことが予想されます。
意外と知られていない家族葬と一般葬との違いについて確認しておきましょう。
■参列できるかが大きく違う
家族葬は亡くなった方と同居しているご家族や極親しい親族などだけで行われる会葬者を限定したお葬式です。
故人が生前の意思として、こぢんまりとしたお葬式を望んでいたケースやご家族が最後のお別れは身内だけで行いたいと考えるケースのほか、葬儀費用を抑えたいといったニーズで行われるものです。
場合によっては故人と親しくしていた親友や職場の方、ご近所の方を呼ぶこともありますが、あくまでもお声が掛かれば参列することができるもので、訃報を知ったからと家族や親族以外の方が、自ら積極的に訪れてはいけません。
これに対して一般葬は故人やそのご家族と繋がりのある方であれば、広くご自身の意思で参列ができるお葬式です。
訃報を受け、お通夜や告別式の日程と場所を確認したら、それに合わせて参列し、ご遺族に弔いの気持ちを伝えることや故人と最後の別れをすることができます。
■荼毘広告について
沖縄では地域で亡くなった方が出れば、みんなで悲しみ、弔うといった文化が形成されており、地元の新聞には荼毘広告が日々掲載され、故人や喪主の氏名、葬儀の日程や同居の家族名や独立した子どもや孫、その配偶者や親戚の名前など、かなり詳しい情報が記載されるのが一般的です。
町内放送で訃報や葬儀日程が案内される地域もあります。
喪主名だけでなく、家族や親族の名前まで掲載されるのは、その方を知っている方も葬儀に参列して弔意を示すのが沖縄らしい弔い方であるためです。
■家族葬となる場合
沖縄では一般のご家庭でも荼毘広告を出すのが当たり前のように行われているので、家族葬を選択した場合には、どうすべきか検討しなくてはなりません。
荼毘広告を出さないようにする、掲載したうえで、詳しい親族名は載せずに、家族葬のため参列をご遠慮いただく旨の一文を入れてもらうなどが必要です。
また、荼毘広告を見た方も、家族葬とあれば、参列を遠慮することが大切です。
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